私は21歳の専門学校に通う女性です。今は就職活動で忙しいので辞めてしまいましたが、2年間ブライダルコンパニオンとして結婚式場でアルバイトをしていました。
ブライダルコンパニオンって何?って思う方がいるかもしれませんが、簡単に言うと結婚式場での接客です。
結婚式場でアルバイトした経験は今後の仕事でも必ず活かせると思うので、働いてよかったなと感じています。ですので、ブライダルコンパニオンの仕事がどんなものなのか紹介させていただきます。
ブライダルコンパニオンのバイトの仕事内容について紹介

専門学校生の18~20歳までの間、ブライダルコンパニオンとしてさまざまな結婚式場で派遣のアルバイトをしていました。
アルバイトは、結婚式の披露宴に参加されたお客様に料理やドリンクなどを運ぶお仕事内容でした。
担当のテーブルが決まっていて、主にそのテーブルのお客様に対して、披露宴中のサービスをいろいろと提供します。
式が始まる前に、テーブルのお客様が全員揃い次第、自己紹介を簡単にします。そして、何かあれば自分に伝えていただくようにお願いしておきます。
披露宴中は、お料理を運ぶ以外にもお客様が困っていることについて、いろいろとフォローする必要がありました。
例えば、何か探しているような方がいらっしゃった場合は、積極的に声をかけて対応したり、車いすに乗っているような体が不自由なお客様に対して、簡単な介助をしたりなどもコンパニオンの仕事のひとつでした。
そのため、ひとつのことをしながらも周り全体の雰囲気などをその都度把握することが大切でした。
ブライダルコンパニオンのバイトは平日忙しい学生向に向いている

結婚式は土、日、祝日などのお休みの日に行われることが多いです。そのため、ブライダルコンパニオンのアルバイトは土日に働ける方には向いています。
特に、平日は学校の授業や勉強などが忙しくてアルバイトはできないけれど、土、日、祝日などの学校がお休みの日を利用して短期集中でお金が稼ぎたいという人には向いていると思います。
実際に私自身も、自由に使える時間がたくさんある大学生などとは違い、専門学校に通っていたので平日はかなり忙しくてアルバイトはしたくてもできない状況でした。
でも、ブライダルコンパニオンのアルバイトの場合は、学校がお休みに1日働くだけでもかなりの日給をいただくことができたので良かったです。
でも、ブライダルコンパニオンのアルバイトは、披露宴中の周りの雰囲気をしっかり読み取りながら仕事をする必要がありました。
そのため、周りの雰囲気を読むことがちょっと苦手というようなタイプの方は負担に感じる仕事かもしれません。
また、披露宴の間は基本ずっと立ちっぱなしで、たくさんの料理やドリンクを一度に運ばないといけないことも多いです。
仕事も短期集中でとても忙しいので、体力に自信のない方には向いていないかなとも思います。
正社員とアルバイトの違い
ブライダルコンパニオンの仕事に関しては、派遣やアルバイトで働いているスタッフよりも、正社員の方が責任のある仕事をしている印象でした。
例えば担当するテーブルに関しても、私のようなアルバイトのスタッフは、新郎新婦の友人や職場の人などのテーブルを任されることがほとんどでした。
しかし、正社員のスタッフの場合は、新郎新婦に直接いろいろなサポートをする仕事や、新郎新婦の親族のテーブルを担当していました。
また、披露宴中のドアの開け閉めや、照明の調節なども、慣れているスタッフの場合はアルバイトがすることもありましたが、基本的には正社員がしていました。
責任の重さについても、やはり正社員の方がかなり重い印象でした。
例えば、私はアルバイト中に一度だけ、お客様にドリンクをかけてしまうこというミスをしたことがあります。その時は、即座に自分でお客様に対して謝罪をしました。
そして、その後すぐに正社員のスタッフにそのことを報告しました。がしたミスは、やはり正社員の方も連帯責任となるようで、その後再びお客様の元に2人で謝罪にいきました。
ブライダルの仕事をするメリットデメリット

ブライダルコンパニオンのアルバイトのメリットは、短時間でまとまった額のお金が稼げることです。
私の場合は、3時間程度の1回の披露宴で8,000円程度を稼げていたように思います。
午前と午後で、別々の披露宴にそれぞれコンパニオンとして仕事をすることもありました。
その場合は、1日働くだけでもかなりの収入を手に入れることができました。
また、お給料は日払い手渡しですぐにいただけていたので、その点も良かったです。
飲食店などの店舗でのアルバイトの場合は、お給料は1ケ月分をまとめていただくということが一般的だと思います。
一方で、ブライダルコンパニオンのアルバイトの場合はその都度もらえるので、お金をもらっているということがより実感できました。
何か欲しいものがあったり、旅行などのためにすぐにまとまった額のお金が欲しかったりする時にも有効でした。
デメリットは、お給料が良い分、やはり仕事はそれなりに大変なことです。
飲食店などでのアルバイトの場合は、比較的お店が忙しくない時間帯に働く場合は、スタッフと雑談をしたり疲れたらちょっと座ってみたりする時間ももてるかもしれません。
しかし、ブライダルコンパニオンの場合は、披露宴中は始終忙しい状況です。
お料理やドリンクをひたすら運びながらも、お客様から言われたことにもその都度対応しないといけません。
時には、何人ものお客様からいろいろなことを一度に注文されて頭がパンクしそうになることもありました。
そして、そんな中でも披露宴というきちんとしているべき場所なので、失敗はゆるされないし、お忙しくても常に笑顔を絶やさずに仕事をしなければなりません。そのような点がデメリットになると私は感じました。