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葬儀バイトは礼儀作法が身につく!ドリーマー松山葬祭館のバイト体験談

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私は大学2~3年生の時に9か月間葬儀場で働いていました。体力には自信があったので、自分に合ったアルバイトだと思い、応募しました。

 

これまで、飲食店やカラオケ店、漫画喫茶など、短期のものもあわせると、さまざまなアルバイトを経験してきました。

 

葬儀屋では、この一度しか働いていませんが、とてもよい経験となりました。

 

アルバイトをしていた勤務先は愛媛県松山市にあるドリーマー松山葬祭館です。

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ドリーマー松山葬祭館での仕事内容を紹介

2020 04 20 15h22 51 1 - 葬儀バイトは礼儀作法が身につく!ドリーマー松山葬祭館のバイト体験談

主に、式場の準備や片付け、清掃をしていました。式場の予約が入ると、お花を飾ったり、遺影をご用意します。

 

また、お聞きした人数にあわせて、会場の椅子を並べたり、受付の机の用意などもします。

 

また、宿泊部屋も完備されていたため、その中の清掃もこまめに行っていました。

 

さらに、式終了後は、準備したものの片付けやお掃除をします。また、使われた際は、宿泊部屋の忘れ物チェック、清掃など、その仕事内容は多岐に渡ります。

 

また、実際に式の際に、お客樣のご案内役を務めることもあります。

 

ご家族様以外の控え室や式場など、故人との関係に合わせて、待ち時間を過ごされる場所へと案内します。また、火葬場へのバスなどの交通整備も仕事でした。

ドリーマー松山葬祭館でアルバイトをして良かったところ

2020 04 20 15h24 05 - 葬儀バイトは礼儀作法が身につく!ドリーマー松山葬祭館のバイト体験談

私が実際にアルバイトをしてみて良かったと思ったのは力仕事が多いので体力がつくという点です。また、仕事を通じて礼儀作法を身につけることもできます。

 

人の死に立ち会うデリケートな職場であるため、アルバイトといえども、言葉遣いなどを徹底的に教育されます。

 

遺族の方に失礼のないよう、常に気をつけて行動することとなり、自然と正しい礼儀作法が身につくのです。

 

また、上座やお皿の並べ方といった一般常識も、仕事の中で知ることができ、これらは普段の生活にも大いに役立ちます。

 

また、判断力も身につきます。葬儀場の仕事は、マニュアル通りにはいかないこともあります。

 

それでも、葬儀がご遺族や参列者の方と故人との最期のお別れの場であり、落ち着いて迎えるためには、それぞれのニーズを把握し、対応しなければなりません。

 

それらの経験を積むことで、瞬時に求められるものを判断する力がつきます。

デメリットについて

この仕事のデメリットはやはり、人の悲しみのつまった場所に立ち会わなければならないことです。

 

故人の死により、遺族の方々や参列者の方々は、言い表しようのない悲しみを抱えていらっしゃいます。

 

中には、目も当てられないほど泣き悲しまれる方もいらっしゃいますし、それが小さいお子さんである場合ももちろんあります。

 

そのような悲しく、苦しい現場にアルバイトの度に立ち会い、人々の悲しむお顔を見なければならないのは、辛いときもたくさんありました。

 

また、厳かな場所であることゆえ、ミスが許されないという緊張感とプレッシャーが本当に大きいです。

 

遺族の方々とのコミュニケーション一つにしても、本当に神経を使いますし、丁寧に対応しなければなりません。

葬儀場でのアルバイトは精神的に弱い人は向いていない

2020 04 20 15h37 59 - 葬儀バイトは礼儀作法が身につく!ドリーマー松山葬祭館のバイト体験談

葬儀場のアルバイトに必要なスキルは、判断力と礼儀作法だと思います。

 

死に立ち会う、故人との最期の別れの場所である葬儀は、そこにいる全員にとって、本当に大切な空間で、たとえアルバイトといえども、ミスは許されません。

 

少しのミスであっても、ご遺族や参列者の方々を不快なご気分にさせることはあってはならないことです。

 

そのため、常に臨機応変な対応をする判断力が必要です。周りを冷静に見て、自分のすべきことが瞬時に判断できる人には向いています。

 

一方、人の死に嫌でも何度も立ち会わねばならない仕事であり、ご遺族の悲しむ姿も目に入ってしまいます。

 

負の感情に流されやすい人や精神的なダメージが不安な方は、向いていない仕事だと思います。

葬儀場でのアルバイトのエピソードを紹介

このアルバイトを始めて間もない頃、旦那様を亡くされたご婦人から、温かい言葉をかけていただきました。

 

この頃、私はこの仕事への向き合い方がまだ分かっておらず、人の死にどのように向き合い、葬儀場で働く者として、どのような姿勢でいるべきなのかをずっと迷っていました。

 

しかし、その方は、私に対してただ感謝の言葉を述べてくださいました。

 

そして、そこで私は、葬儀場の職員として、何度も死に立ち会うのだから、感情移入しないというのは間違っていると思いました。

 

死が悲しいのは当たり前であり、葬儀場の職員だからこそ、遺族の方々の悲しみにだれよりも寄り添う存在でなければならないのではないかと思い、気持ちを新たにしたきっかけであり、忘れられません。

 

葬儀場のアルバイトは結婚式のように明るく楽しいものではありませんが、葬儀というのは人生で必ず執り行われる出来事です。

 

学生時代からそいういった普段できない経験ができるのは今後の人生にいて有益だと実感しました。

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